第11回コンカフェ巡り 女神の中庭クイーンズコート

第11回目となるコンカフェ巡り。

 

今回訪問したのは、女神の中庭 クイーンズコート

秋葉原を含む複数の都市に店舗を構えているクイーンズフロンティアグループの筆頭店であり、コンカフェに詳しい方なら知らない人はいないほどの有名店と言っていいだろう。

同グループのウィッチズガーデンには何度か訪問した事が有るものの、こちらの店舗は未体験だったので今回改めて訪問してみた次第だ。

 

 

この店舗があるのはAKIBAカルチャーズZONEの裏側。同グループのバニーズギルドなどと同じビル内にある。

この近辺を歩いたことのある方なら、写真にもあるボルドーカラーのワンピースを身に着けたキャストさんを見かけたことがおありだろう。

 

 

店内はそれなりに広く、客席は3つのカウンターに分かれていてテーブル席は無い。カウンターテーブルが弓なりにカーブしているおかげか、カウンター内もそれなりに広々としており、なかなかの設備がそろっているのが分かる。

 

 

システムに関しては30分ないし60分の飲み放題プランとなっており、1時間あたりで換算するとノンアルコールなら¥1800アルコール有りなら¥3000となる。初回だとカード(中庭への鍵)分の¥300が必要になるが、別途サービス料とかチャージ料はかからないのでコスパとしてはまずまずといったところ。

 

 

飲み放題メニューは非常に充実しており、目の前のサーバーで入れてくれる生ビールも追加料金なしで飲むことが出来る。ビールは他メニューに比べて割高だったり追加料金が必要だったりすることもある中で、飲み放題に含まれているというのはビール好きに嬉しいポイントだろう。

カクテルが多数ある上に焼酎も4種類、加えてグラスワインや梅酒までもそろえており、飲み放題の充実度はおそらく最高クラス。訪問してはみたけど飲みたい酒が無い、という事態にはまずならないと思われる。

 

 

また、同グループのウィッチズガーデンも同様なのだが、フードメニューもとにかくすごい。とても写真には撮りきれないほど沢山のメニューをそろえており、まさにケタが違う。しかもカウンター正面には簡易キッチンのようなスペースがあって、特定のメニューを頼むと目の前でキャストさんが調理してくれるらしい。

まあ、ここのキャストさんたちは数年単位で働いている人がざらにいるほどのプロ集団らしいので、これくらい造作もないということなのか。

先程の生ビールサーバーも同様なのだが、このお店はキャストさんの給仕をゲストに「見せる」ものが多いように感じる。

 

 

ちなみにキャストドリンクは¥800であり、この手の店の中ではかなり良心的な方に入ると思う。前回訪問したクラリスベールと同様、こちらのキャストさんたちも対応の感じが良いので、キャストドリンク代が惜しい感じは無い。

 

その他のシステムとしては、来店を重ねると注文内容に応じてギルドチップというものがもらえ、これを集めることによって様々な特典が受けられる。たとえ少数であってもおつまみ一品とかに替えることが出来るのでいくらもらっても困ることはないだろう。似たようなシステムとしてウィッチズガーデンにはタロットカードというものがあったと記憶している。

 

 

また、中庭への鍵と呼ばれるポイントカードもポイントがたまっていくにつれてグレードアップしていき、上級カードホルダーになると飲み放題プランが割引になったり、好きな料理が一品サービスになったりするらしい。さながら、某ステーキ屋マイレージカードである。足繁く通える自信のある方は目指してみてはいかがだろうか。

 

 

まとめると、飲み放題の価格さえ許容できるのであれば非常に魅力的なお店だと思う。メニューの充実度やキャストさんのレベルはもちろん、ノンアルコールのお値打ちな飲み放題があることについても、お酒を飲まない人に寄り添った素晴らしいシステムと言える。

一件目から行ってさまざまなお酒と料理を楽しむもよし。ひとしきり飲み終えた後の二件目か三件目くらいで訪問して、ノンアルコールでゆっくり酔いを醒ますみたいな使い方でもいいだろう。

 

お店としては正直、非の打ちどころがない。

 

 

ただひとつ、難点だと思うのはクレジットカードの取り扱いについて。

ここの店はクレジットカード払いだと10%の割増料金が付く上にJCBに至ってはそもそも対応すらしていないのである。

これはさすがに困る。カードの加盟店手数料が高いことは分かるものの、ハニーハニーやリリアングループで当たり前のように出来ることがこの店ではできないのである。

音に聞こえたクイーンズフロンティアグループとして、ここはぜひ改善していただきたいと思ってやまない。

 

 

今回は以上です。ありがとうございました。