第12回コンカフェ巡り バニーパレス

コンカフェ巡りシリーズ第12回。

今回紹介するお店はバニーガールズバーバニーパレス

 

セクシーコスチュームとして定番のバニースーツを着たキャストさんたちが接客してくれるガールズバーである。果たしてコンカフェという括りに入るかどうかは難しいところだが、せっかく秋葉原にある店なので紹介していきたい。

 

店舗は秋葉原駅昭和通り口から近いところにあり、これまでこのブログで紹介してきた店たちに比べると離れたエリアにある。

入り口は通り沿いにあり、ゴーゴーカレーを目印にお店を探すとわりとカンタンに見つかるだろう。また、入り口にキャストさんが立っていることもあるので、その場合は直接声をかけてみると良い。

 

写真をご覧いただけるとわかると思うが、店内はまるでオーセンティックバーかのような落ち着いた雰囲気である。キャストさんのコスチュームもさることながら、雰囲気にしても他のコンカフェと一線を画している。

しかし、お店の説明によるとここは紳士のためのサロンということなので、そう考えれば納得はいく。

中央のブースを囲むようにカウンターテーブルが両側に配置され、その外側にソファ席のテーブルがあるような形だ。想像していたよりも広くてびっくりしたほどである。

 

システムは飲み放題プランとなっており、50分間でサービス料と税込みで¥3000となる。別でチャージ料はかからない。ただし、21時以降になるとセット料金が上がるため、時間が許すなら早めの時間帯をおすすめしたいところ。

ワンタイムが50分である関係上、60分¥3000であるお店よりちょっと割高ではあるが、雰囲気やキャストさんのコスチュームを考えれば決して高くはないだろう。

ただ、この手のお店らしく延長料金は高め。2時間滞在すれば、¥9000近くになるため、その辺はよく考えて滞在しよう。

 

飲み放題のメニューは、生ビール、ウイスキー、焼酎、ジントニックと非常にシンプルでいかにも夜のお店らしい。

クイーンズコート等のメニューを見た後だとバリエーションが少なく見えるかもしれないが、あくまで紳士のサロンなのでこれくらいのものだろう。

それに、飲み放題にビールがしっかり含まれているのはやはりありがたい。コンカフェもそうだが、夜のお店でビール飲み放題ということ自体なかなか無いものである。

 

ちなみに追加料金を払うことでグラスのウイスキーなども頼むことが出来る。値段も¥418~と安めな上になかなかの種類があるのでウイスキー好きの方にとってはなかなか魅力的。ウイスキーだけでなくシャンパンのボトルもちゃんとそろえており、価格はモエシャン・ロゼで¥20000。こちらも夜のお店の平均からすれば安めと言える。

 

さて、お店の公式ホームページでもキャストさんからの説明でも言及されるのだが、ここのお店はキャストさんからのキャスドリ催促は無い。おそらく、秋葉原界隈であまりにもキャスドリありきな店が多いためだと思うが、しっかり明記してる上に説明までしてくれるあたり、本当に頭が下がる話である。

 

キャスドリは¥1100だが、なんとキャスドリを入れるとキャストさんの写真を自分のスマホで一枚撮れるという特典がある。

これにはちょっと驚いた。

以前、クラリスベールについて書いた記事の中で、キャスドリに何かの特典が付いてくるお店は珍しいと書いたが、どうやらここにもあったようだ。

スマホの写真ではないが、例えば秋葉原界隈のコンカフェでキャストさんのチェキを撮ろうとすると¥600 前後するお店が多い。それを加味すれば、このキャスドリの金額はかなり良心的というべきだろう。

 

また、このお店のウリとも言えるバニーの制服にもいろいろなカラーリングがあるのだが、それにもちゃんとした意味があるらしい。

研修中のキャストさんは黒のバニースーツしか着られないらしく、色付きのスーツを着てるキャストさんはそれなりに経験のある方々なのだそうだ。(ベテランさんでも黒を着ていることはある)

加えて、バニーガールの制服には欠かせないカフスにも数パターンあるらしく、黒で金ボタンのカフスをつけているキャストさんはその日のヘッドリーダーだという。

これだけにとどまらず、キャストさんたちが履いている網タイツにもさまざまなパターンがあり、なかなか見飽きないのはすごいところ。失礼にならない範囲でいろいろ見比べてみると面白いだろう。

 

写真掲載を快くOKしてくれたバニー めいさん

 

そして、この店のもうひとつのウリが水たばこ(シーシャ)を楽しめるという点だ。

 

水たばこは1台で¥1500ほどかかるが、かなり長時間にわたって楽しめるらしく、これを目当てに来店するお客も多いとか。筆者は吸わなかったが、注文された水たばこをセッティングの為に一生懸命吸っているキャストさんはとてもかわいいので、はたで見ていても結構楽しめるのが嬉しい。

 

ちなみに、キャストさんたちが持っている水たばこを吸うためのマウスチップはそれぞれの私物であるらしく、注意して見てみるとデザインにそれぞれ個性があってなかなか面白い。

また、先程紹介した網タイツもキャストさんたちそれぞれの私物とのこと。訪問した際は、気に入っているポイントなどを聞いてみてはいかがだろうか。

 

ブルーのスーツがお似合いなバニー うみさん

 

まとめると、ガールズバーとしてはお酒、雰囲気、コスチュームのレベルが高い次元でバランスが取れているお店と言えよう

コンカフェのようにたくさんフードがあるわけではないしドリンクメニューが膨大というわけでもないが、おいしいお酒と共にゆっくり過ごしたい場合にはとても良い選択となるはずだ。

特にビールやウイスキーが好きでたばこも吸えるメンツが3人以上揃った日には、もうこの店で決まりだろう。(3人以上だとミニサイズのシーシャが無料サービスされる)

 

・・・ とは言っても、筆者は今のところひとりで行く予定しかないのだが ・・・

 

 

 

今回は以上です。お付き合いいただき、ありがとうございました。