第8回コンカフェ巡り LILIAN CUCU


今回紹介するコンセプトカフェはLILIAN CUCUリリアン・キュキュ)。以前紹介したリリアン・プリアンの姉妹店であり、メイン通りに面した角地に店を構えているのでとても分かりやすい。

リリアンプリアンについてご存じない方は先に書かせていただいた

 

as365.hatenablog.com

 

を読んでいただけると助かります.  .  .

姉妹店とはいえただの分店というわけではなく、お店のバックグラウンドストーリーも少し異なっているので詳しくは下の写真を参照していただきたい。お店の公式サイトによれば、店のコンセプトは氷と宝石のパティスリーということらしい。

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お店の設定はこちら

 

さて、どうしても先に行ったリリアンプリアン(以下、プリアン)との比較みたいになってしまうがご容赦いただきたい。まず違いとして特筆すべきは店内の雰囲気が異なるところだろうか。氷の世界らしいモチーフや青と白を基調にしたカラーなどはプリアンと共通だが、なにせ店の窓がかなり広い。通りに面している側はほぼ窓といって良いくらいのレイアウトで、窓が全くなかったプリアンと比べるとかなり雰囲気が違って見える。昼間の明るい時間帯ならなおさらだ。

 

プリアンを別にしても秋葉原のコンカフェでここまで窓面積が大きい店はなかなか珍しいと思う。ガラスのジュエリーケースをイメージしているのが関係しているのかもしれない。さらに画像を見るとわかるようにテーブル席がしっかりと用意されていて、そのへんもカウンター席のみのプリアンと好対照。

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開放的な店内

 

とても開放的なのはいいと思うが、人通りの関係上、1階の利用は少々通行人の目が気になるかもしれないのがツラいところ。とはいっても、2階は窓に面している側がほとんどキャスト用のステージになっているので、利用する客にとって外の目はほぼ気にならないだろう。

ちなみにお店の制服も色がビミョーに異なっていたりするのだが、基本的にデザインは共通である。プリアンに行ったことのある方なら見慣れた感じの印象を受けると思う。 

 

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オリジナルカクテル

 システムは基本的にリリアンプリアンと共通で1時間当たりのチャージは600円で1時間に1オーダーが必要となる。チェキやステージやオリジナルカクテルももちろんあるのだが、大きな違いとしてはプリアンにあったご褒美ドリンクがないことだろう。おそらくテーブル席主体でバーよりもカフェに近い形態だからと思われる。特定のキャストを徹底的に応援したい客には少々ツラいところかもしれないが、その辺は割り切ってチェキやオリジナルカクテルで応援しよう。逆に言えばキャストドリンクがない分予算が浮くので、オリカクやステージはオーダーしやすいかもしれない。

 

 

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結論を言ってしまうと、個人的にはプリアンよりもこのキュキュのほうが好みだ。プリアンにはない開放的な雰囲気や広々とした店内はそれだけでずっと居たくなるような居心地の良さを持っていると思う。コロナが終息した後という前提ではあるが、グループで言っても楽しめるだろう。

 

 だが、この店の近くには同じように開放的な雰囲気でフード、ドリンクのレベルが高いハニーハニーが店を構えている。制服や店内の雰囲気はリリアンキュキュのほうが好みなのだが、コスパは正直ハニーハニーが抜きんでているのでやはり迷うところである。もちろんメイン通りには他の競合店は多く、コロナ禍の現代においてメイン通りに開店したこの店はなかなかのチャレンジャーと言えるのではなかろうか。

 

メイン通りにひしめく競合店に真っ向勝負を挑んだリリアングループ。今後の動向に注視していきたい。

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オーロラティー