第7回コンカフェ巡り LILIAN PLIAN
さて、今回紹介するのはコンセプトカフェ、LILIAN PLIAN(リリアンプリアン) 。ビルの一室にある、非常にオーソドックスなコンカフェである。訪問のきっかけはというと、お昼時に秋葉原を歩いていた時に、チラシ配りをしていたかわいいキャストに惹かれたから。
いわゆるメイン通り沿いの雑居ビルの2階にある店。末広町よりにあるので秋葉原駅から行くと少し遠いが、店の1階部分に看板が出ているので見つけやすいと思う。あるいは周辺にいる水色のコスチュームを着たキャストに話しかけてもよい。キャストはメイン通りのほかに中央通りの歩道にもいたりする。
店のコンセプトは氷の世界ということだそうで、店内は水色と白が基調の爽やかな雰囲気であり、好感が持てる。下の写真でも分かるように、メニュー表やコースターが六角形の特長的な形をしているが、これは雪の結晶をイメージしているとのこと。写真を用意できなくて残念だが、店内のテーブルも六角形のカウンターテーブルであり、コダワリが感じられる。
制服は水色や青色を使ったかわいらしいデザインで秋葉原のコスチュームの中でも1,2を争うほど好きである。特に新制服といわれる、オフショルダーにジャンパースカートを組み合わせた方の制服は非常に魅力的。下の写真はお店の前にある看板なのだが、上の方に写っているキャストが着ているのがその制服である。全体の雰囲気はぜひお店で確かめていただきたい。
システムはチャージ制のいわゆるよくあるコンカフェといった感じで、1時間あたり600円。飲み放題は30分で1500円という値段設定。まあ価格としては平均的なところか。ただ、お酒類はわずかに他店舗より安い印象で、キャストドリンクも1000円と比較的良心的。
お酒も焼酎やジンをはじめとして、他の店に無いような珍しい銘柄が多めなので、お酒が飲める人はいろいろ飲んでみてはいかがだろうか。
ノンアルコールの場合は、ホットコーヒーがとても美味いのでこちらもぜひお勧めしたい。かなり丁寧に淹れているのだとわかる。
ちなみに、飲食物へのおまじないやカラオケステージ、はてはお店のオリジナルソングまで存在し、小規模なコンカフェではめずらしいモエモエ系の店といえる。実際、歌もルックスも超一流なタレント顔負けのキャストも存在するので、ステージのクオリティは群を抜いている。ちなみにそのキャストこそ、冒頭で書いた初回についていったかわいいキャストである。(名前は出さないが)
飲食物を頼むとキャストと一緒におまじないをかけることになる。キャストによればこのおまじないをかけないと飲み物や食べ物が熱すぎてニンゲンには食べられないんだとか・・・。
ほかの特徴といえば、これくらいの規模のコンカフェにしては珍しく平日も昼11時から営業していること。いうまでもなく昼のキャストは2~4人ほどの少人数であることが多いが、わりとみんなのんびりとした雰囲気であり、まったりと過ごしたいのであれば昼に行くことをおすすめしたい。
夜はキャストも5~7人ほどに増え、店内全般に活気が出るものの、どうも夜のキャストたちはドリンクを入れない新規客に対して排他的なところがあるように思う。夜は客の出入りが激しいからそうなるのも仕方無いのかも知れないが、傍から見ててあまり気持ちのいいものではない。
と、いうわけで全体的に感じのいい店ではあるのだが、訪問する場合には昼間に行くことをお勧めしたいところ。